救急診療
子供がいるのでいつかは行くことになると思っていましたが、
ついにその時がやってきました。
あちこちさまよったので、その経緯をまとめておきます。
なお今回は、"子供が日曜日の16:00に怪我をした"という場合です。
初めに
Internetで検索したところ、ダルムシュタットの休日診療として
幾つか問い合わせ先があることがわかりました。
まず電話したのが、家から一番近いMarien Hospitalです。
"Marienhospital Darmstadt Notfall"で検索すると、
内科、外科それぞれの時間帯ごとの電話番号が出てきます。
- Marienhospital Darmstadt
- Martinspfad 72
Kinder- und jugendärztlicher Notdienst
Marienhospitalに電話をして、子供の怪我と伝えたところ、
ここではなくAlice hospitalが担当と伝えられ、
そのまま電話を転送してくれました。
後で調べると、Darmstadtには
"Kinder- und jugendärztlicher Notdienst"という制度があり、
- 水曜日の14:00から木曜日の7:00
- 金曜日の19:00から月曜日の7:00
- 休日の前日19:00から次の平日7:00
に診てくれるようです。平日の夜中はどこか他にあるのでしょうか。
症状を伝え、すぐに向かうことにしました。
- Alicehospital
- Dieburger Straße 31
1次診療
駐車場に車を入れるところまでは良かったのですが、
病院に入ると迷います。ドイツの総合病院はとにかく広い。
そして薄暗い。日本のように親切な案内板はありません。
人の居そうな方へうろうろして、やっと見つけました。
近くまで行くと、"Kinder- und jugendärztlicher Notdienst"の
表示があります。
待合室で5分ほど待つと、診察室に案内されました。
医師が二人、一人は英語が話せる人が居ます。
少し見て、「骨折の可能性があるのでレントゲンを撮れる病院へ
行ってください」とのこと。
ここは診察のみで、治療は別の病院へ送られるようです。
紹介状を受け取って、次の病院へ。
Klinikum Darmstadt
車だと3分もかからずに着きました。ここでも駐車場から病院まで
かなり迷いました。ちょうど行った時が工事中で迷いやすくなっていたようです。
"Zentrale Notaufnahme"が受付です。部屋の前の順番札を取り、
15分ほど待ちました。かなり待っている人が多かったですが、子供なので
優先して案内してくれました。
レントゲンを撮り、少し待つと「骨には異常ない」との診察結果。
人騒がせな顛末でしたが、何もなくて何よりです。
ただ、痛くて歩けないのは変わらないので、テーピングをされました。
最後にAmbulanzbriefを受け取って、おしまい。
自分の加入しているプライベート保険の場合、通常の場合と同様に
後程、自宅宛に請求書が届いて振り込みとなります。
- Klinikum Darmstadt
- Grafenstraße 31
補足
"Klinikum Darmstadt notfall"で検索すると、救急診療の案内が見つかります。
今回は子供の怪我、骨折の疑いだったのでまずは小児診療(相談)に行きましたが、
大人の場合、より深刻な場合は直接ここに行った方が良いのかもしれません。
まあ、そんな場合は救急車を呼ぶと思いますが。
ドイツで救急車を呼ぶ場合は、
112
をコールします。
- 最終更新:2016-01-12 00:49:59